仙台泉プレミアム・アウトレット店

こんにちは、アウトレット仙台泉店です。

スーツと違いネクタイはメンテナンスとほど遠いアイテムです。

ネクタイはスーツの彩りを飾る消耗品と考えても良いかもしれません。

スーツやジャケット、コートと比較しても、よほど酷い汚れがない限り定期的にクリーニング出すことはありません。

何故ならクリーニングに出すことによって、起毛されている芯地が薄くなったり、サイドの柔らかなプレスが潰れるリスクがあるからです。

結びジワが気になる場合は丸めて箱に保管することやネクタイハンガーやポールに吊るすことがおススメです。

その道の通の方の見解ですと、結びジワを叩いて消し伸ばして平置きにし、引き出しなどに保存するという方法もあります。

必ず湿気のない場所に保管して下さい!

 

ネクタイ各種¥6,000+税~¥8,000+税

 

又、スチーマーで皺を伸ばす事も1つの方法ではありますが、バランスの良いノットで出来る若干の結びジワはそのノットをキープする為の印にもなる為、完璧に皺を伸ばす必要は無いはずです。

バランスの良いノットを作るネクタイを結ぶ動画がMitsumine リクルートの公式instagramにありますので、是非参考にして下さい。

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https://www.instagram.com/p/BuDxBtSgaNP/?igshid=g3ybk870tbhf

スーツや靴と同様に、一度締めたネクタイは日にちを空けて着用することが長く愛用出来る基本になります。

でもやはりお気に入りネクタイはどうしてもヘビーローテションになりがちです。

ヘビロテで型くずれしたネクタイを整えるにはたるみ糸(スリップ・ステッチ)を調整します。

 

復元方法

1.大剣(小剣)裏の生地が重なっている部分を少し開いて中を見て下さい。


2.ネクタイを復元させる為の糸が1本出ているので、その糸をゆっくりと優しく引っ張って下さい。


3.たるみが解消されれば、完了です。

※実はこの方法は昔から言われていますが、実際に連続で縫ってあるまつり部分全体を調整するのは至難の業です。酷く型くずれした場合などはお近くの信頼のおけるリフォーム店に相談した方が宜しいかと思います。

 

※大剣のスリップ・ステッチ(ネクタイは私物)

 

※フランコバッシのスリップ・ステッチは小剣にあります。(ネクタイは私物)

 

それでもネクタイはスーツと比較すると単品としての傷みは早いものです。

昔、売場での営業トークとして

「スーツを木と例えるならネクタイは花、花の命は短いから美しいのです。」

ネクタイは消耗品である事を例え、お客様にお勧めしていたこともありました(笑)

 

最近はクールビズの影響でスーツ、タイの年間の着用する機会が減りましたが、やはりお気に入りのネクタイの痛む事の事情は今も昔も変わらないようです。

特に大剣の先が擦り切れるということが、多く起こります。

そういう場合、ショッピングモールにある大手のリフォーム店では多少短くなりますが、擦り切れ部分の丈詰めや、古い幅広のネクタイの幅詰めも可能です。

※年代物のグラデーションソリッドのフランコバッシのタイ。大剣が切れてしまったので丈詰めとトレンドに合わせて幅詰めをしています。(ネクタイは私物)

 

それでも修理不能になったネクタイはバラバラにして正方形にカットしポケットチーフにするという強者スタッフもおりました。

そこまで使いこなせば、ファッションの達人とも言えましょう(笑)

商品についてのメンテナンス、再修理、お直し等に関してもお気軽にご相談ください。

スタッフ一同、皆様のご来店をお待ちいたしております。