仙台泉プレミアム・アウトレット店
2020
02
Oct
在と不在の関係性。
こんにちは、アウトレット仙台泉店です。
10月に入り、窓から差し込む日差しに優しさを感じるようになりましたね。秋の気配がいよいよ深まって来ました。こんな日は窓を開け、遠くの景色を眺めながら、ぼんやり物思いに耽るのも気持ちの良いものです。こんな時、人は少し哲学的になったりするものです。
在と不在の問題
以前読んだ本の中に出て来た命題です。
同じ『無い』でも、始めから『無い』のと、有ったものが『無い』のでは、全く違うこと。
リンゴはお皿に最初から無かったのか、それとも有ったのに誰かが食べて無くなったのか。
最初から無い物は、それを語る視点は有りませんが、有った物が無くなったのであれば、そこには語るべき視点があり、鮮明な記憶が残るんですね。ここには想像という動的思考が生まれて来ます。
人間は考える葦である
とは、フランスの思想家パスカルの有名な言葉ですが、確かに私たちは『無い』を想像出来るのです。
今回はそんな有る(在)と無い(不在)のアウターベストをご紹介いたします。
まずは在から。


中綿ベストにフードが付いています。
そして不在。


中綿ベストからフードを外しています。
中綿ベスト
¥6,900+税 ポリエステル100% M L LL

全5色
有った物が無い時、その物の持つ印象はかなり違った物に見えます。
在はアウター感が強調され、アウトドア的な雰囲気を持たせます。
不在は衿元がスッキリし、どこか都会的な印象が出てきます。
各々コーディネートをしてみましょう。
在。





ネルシャツ
¥4 ,900+税 綿100% M L LL
不在。





プリントシャツ
¥4 ,900+税 綿100% M L LL
もちろん逆のコーディネートもありだと思いますが、確かに在と不在では演出感覚が違ってくると思います。
さて、ここでひとつ提案です。不在となった衿元にパーカーのフードを入れてみましょう。


パーカー
¥7,900+税 ポリエステル65% 綿35% M L LL
不在となったところに、フードの記憶が蘇りますね。
フードは今年のトレンドですから、不在には是非コーディネートしてあげる事をおすすめします。
在と不在の関係性は全く相反するものではなく、お互いを補完するものとして、また、コーディネートをより広く深くするものとして、極めて友好的なものなのでしょう。
在と不在。
皆さんも自身のワードローブの中身を確認して、もし取り外し可能な服が有りましたら、在と不在を楽しんでくださいね。
たくさんの皆さまのご来店、心よりお待ちしております。