仙台泉プレミアム・アウトレット店
2020
26
Nov
『不協和音』を心地良く!
こんにちは、アウトレット仙台泉店です。
不協和音を心地良く。
コムデギャルソンのデザイナー、川久保玲さんの言葉です。
メディア嫌いとして有名な方ですが、今回このコロナ禍の中にあって是非メッセージを伝えたい、物作りのパワーを伝えたいと、コレクション発表のあとテレビ取材に応じたとのことでした。
元来反骨精神の持ち主で、それがデザインのエネルギーになっているとのこと。このコロナ禍にあっても何も出来ないと萎縮するのではなく、こんな時だからこそ前を向いて進んで行かなければならないと。
そんな中にあって発想されたキーワードが『不協和音』
今回のコレクションのテーマになりました。
違うものと違うものがぶつかり合う中にエネルギーが生じ、それがパワーになる。そのパワーをバネにして前進しようと言うのです。
コムデギャルソン率いる川久保さんは、パリコレに於いて"黒の衝撃"と言われた全身黒の作品を発表し、それまでのファッション界に新しい潮流を作り出した人。それは正しく不協和音であり、新しいパワーが生まれた瞬間でしょう。その後も次々にアバンギャルドな作品を発表し続けてきた人です。
この不協和音は私たちの中にも存在します。

チェックとチェックをぶつける。異素材と異素材をぶつける。色と色をぶつける。
川久保さん程のデザインの不協和音でなくとも、日常の中で不協和音は奏でられる。



チェックとチェックをぶつける


色をぶつける



トレンドカラーのオレンジで



差し色効果


柄と柄をぶつける
決して大袈裟な事では無く、日常の中でちょっとした不協和音を組み上げる。ワントーンのスマートなコーディネートはもちろん素直に素敵だ。ただ時にはちょっとした差し色を入れて、色のバランスを崩してみるのも力強い演出効果を生み出すのです。
今まで組み合わせたことのないコーディネートや色使いに、是非チャレンジしてみて下さい。新しい発見があったり、パワーを感じたり、自分自身の再発見があるかもしれませんね。
現在トレンドになっているクラッシックな装いも、かの英国王エドワード8世、退位後のウィンザー公が、当時としては大いに不協和音を鳴らしたコーディネートをしたことから今に繋がっているのです。物議を醸す不協和音も、やがては受け入れられ心地良くなっていくものなのですね。

皆さんも不協和音に果敢にチャレンジしてみて下さいね。
皆さまのご来店、心よりお待ちいたしております。